トライアルラウンドテーブルについてAbout "Trial round table"
堺の産業が豊かな地域経済の未来を切り拓くための指針「堺産業戦略-Sakai IMPACT Strategy」において、イノベーションの創出が一つの目標となっています。
2021年にスタートした本実証推進事業では、堺市のフィールドで実証を希望する全国のスタートアップのプロジェクトを広く公募しました。実証事例として、歴史関連施設である堺市博物館での「次世代モビリティ」の実証、産業集積地である製造業エリアや臨海エリアでのIoTプロジェクトの実証、介護関連プロジェクトの実証など、多様なプロジェクトを支援しました。
それらの実績をもとに、本年度、新たな堺市発となるプロジェクトの創出を目指します。
堺市では、市内外からイノベーティブな人材やアイデアが集まる仕組みづくりを進めています。
「堺をスタートアップの実証フィールドへ」をキーワードに、アイデア段階から、PoC(概念実証)の開発段階、既にサービス化されているプロダクトまで、様々なフェーズのプロジェクトの「試す機会」をサポートします。
仮設の検証や、新たな課題の抽出、ユーザビリティテストなど、各プロジェクトのフェーズにあわせた目標を設定し、必要なデータを取得していただきます。
効率的な実証サイクルを回転させるために、フィールドの調整、実証に関わる経費補助など、プロジェクトの創出を支援します。
応募資格Qualification requirements
下記①~⑤の要件をすべて満たす事業者であること
- ①堺市内で革新的なビジネスアイデアの実証事業を行うスタートアップ(※)等であること
- ②実証事業を行う過程や結果として、堺市内の地域課題の解決への寄与や、市内雇用創出等の地域経済効果をもたらす可能性のある事業計画を有すること
- ③提案プロジェクトを自ら実施できる事業者であること(所在地は問いません)
- ④市税の滞納がないこと(補助金の対象事業者は堺市への補助金申請の際に確認します)
- ⑤本事業の申請内容と同一の事業内容で国又は他の地方公共団体その他公的機関から補助金等の資金助成を受けていない、または受ける予定がないこと(補助金の対象事業者の場合)
(※)
・経営者自らが革新的な(イノベーティブな)事業に挑戦し、社会に新しい価値を提供したり社会に貢献することによって事業を成長させることを目指し(成長志向)、堺市内で新たなビジネスアイデア等の実証に取り組む民間企業(NPOなど各種法人を含む)や個人事業主、スタートアップとして起業を目指す個人(学生を含む)を指します。
・創業だけではなく、第二創業的なケースも含みます。
・大企業は除きますが、大企業のスピンオフベンチャー等は含みます。
・申請時に堺市内に事業拠点を有するか否かは問いません。
対象者支援内容support
※原則として大阪府堺市をフィールドとし、選定したビジネス提案内容における効果検証のための実証機会(場所・環境等)の提供やホームページ・SNS等でのPRを行います。ただし、必ず実証機会を提供できるとは限りません。なお、実証機会の提供にあたり協力機関・協力企業への調整は、支援対象事業者決定後に別途個別に行うものとします。